VR界隈で大人気のメタバース「VRChat」ですが、この度HTCのVIVE XR Elite専用バージョンがローンチしました。
「VRChat」は、PC(VR)やMeta Questシリーズなどで体験可能なメタバースで、クリエイターが作ったワールドを探検したり他プレイヤーと遊んだりできます。
国内企業からの注目度も高く、キティーちゃんでお馴染みのサンリオも参画済。他にも「プリキュア」のイベントなどを(各企業が)行っています。大規模出展イベント「Vket」も有名ですね。
VIVE XR Elite版「VRChat」の仕様は基本的にはMeta Quest版と同じで、Quest向けワールドへの入場やアバターの使用が可能。
ただハンドトラッキングは現時点では使用できません。
ちなみに、先日発売した全身トラッキング向けデバイス「VIVEトラッカー(Ultimate)」に対応するのも同バージョンの独自ポイントです。
「VIVEトラッカー(Ultimate)」は、腕部や脚など体の各部に装着することで現実の動きをアバターに反映できる製品。広視野角カメラを搭載し、高精度のトラッキングを実現します。
通常「VRChat」で自由に動くのは上半身のみですが、トラッカーを使うと文字通り全身が動くワケです。
現在、Questシリーズでは「VIVEトラッカー(Ultimate)」は使えないので、この部分はVIVE XR Elite版「VRChat」の大きなアドバンテージですね。
ちなみに、現時点では「VIVEトラッカー(Ultimate)」はPC版「VRChat(というかSteamVR)」に未対応。
本気で「VRChat」を遊ぶ人はPC版を遊ぶと思うので、早いところ「SteamVR」に正式対応してほしいところです。