サムスンは1月7日(現地時間)、新しい自動車向けディスプレイ「Flex Note Extendable」を発表しました。
Flex Note ExtendableはOLEDを使った折り畳み式ディスプレイです。画面サイズは折り畳んだ状態で11型、片側を拡げると13.8型となるほか、本体の一部をスライドさせることで最大17.3型まで拡張することができます。
一般に車の中は決して広いとはいえない空間ですが、Flex Note Extendableならば、普段はコンパクトに収納しつつ、使用時は適宜画面を拡げることで、作業内容や表示コンテンツに合わせた画面サイズを確保可能。限りある車内スペースを有効に活用できる点が最大のメリットといえるでしょう。
本モデルは米国で開催されたデジタル関連見本市「CES 2024」でも展示されましたが、1月31日(日本時間)現在、製品化や発売日などの情報は未発表。販売用の製品というより、製品化に向けたコンセプトモデルと考えた方がよさそうです。