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サムスン労組が大規模スト。条件呑むまで無期限闘争へ

 全国サムスン電子労働組合(NSEU)は、無期限ストライキに突入すると発表しました。同社55年の歴史の中で最大規模となっています。The Korea Timesが伝えています。

 7月10日に3日間のストライキを終えた後、即座に無期限ストライキへ移行することを決定。当初は7月15日から5日間のストライキを予定していましたが、サムスン側との対話が進展しなかったため、計画を変更したとのことです。

 労組は執行部の指示があるまで社員に出勤しないよう求めています。

 NSEUによると、6000人以上の組合員がこの労働運動への参加意思を表明しており、そのうち5000人以上が半導体部門の従業員だそうです。サムスンは欠勤者の代わりに臨時雇用で補うなどの対応に追われています。

 組合の要求には、全組合員の基本給5.6%引き上げ、組合創立記念日の休日化、ストライキによる経済的損失の補償などが含まれており、これは過去数か月間要求していた6.5%の賃上げから譲歩した形となっているようです。なおサムスン電子の経営陣と従業員は3月に2024年の平均5.1%の賃上げで合意していました。

情報元TheKoreaTimes
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