日本国内でも発売した、アップルのXRデバイス「Apple Vision Pro」ですが、国内外の店頭デモにて、オプションであるはずの頭頂部バンド付きストラップをデフォルトかのように使用していることが判明しました。
「Apple Vision Pro」といえば、下記画像のような本体を円形に囲む(頭頂部バンドが無い)ストラップが特徴です。発表などでも主にこのバンドを推してますよね。
ですが、実はオプションとして、冒頭に述べた頭頂部付きストラップが付属します。これは頭頂部をホールドするので、安定性が向上するワケですね。
こっちのが良さげ pic.twitter.com/T8fVqC8pJI
— すまほん!! (@sm_hn) July 1, 2024
米メディアBloombergによると、Appleは当初は頭頂部バンド無しのストラップを使用していたものの、ある段階で切り替えを行ったのだとか。
現時点では、アップルが店頭デモで頭頂部付きストラップを使用することを決断した正式な理由は不明ですが、やはり体験時の快適性を向上することが目的だろうと推定されます。
頭頂部バンドが無いストラップは、髪型が崩れにくいといったメリットはあるものの、その分ホールド感が落ちます。
筆者が所有するMeta Quest Proも純正では頭頂部バンドが無いのですが、おでこにパッドを押し付けて安定感を出すという仕組みになっており、長時間装着すると頭痛が出ました。
見た目的にはストラップが無い方が「スマート」ですが、やはり装着感が微妙になってしまうと本末転倒。デバイスの軽量化が進むまで、もう少し頭頂部バンドにお世話になる時代は続きそうですね。