現在一般向けのARグラス開発を進めているメタ社ですが、「Orion」ARグラスを2026年、開発者向けに広く提供する方針であることが明らかになりました。海外メディアUploadVRなどの報道です。
「Orion」ARグラスは、2024年の「Meta Connect」で発表したプロトタイプで、メガネ型のデザインを維持しつつFOV70度を実現。
内蔵カメラは7つで、操作はハンドトラッキングやEMG(筋電図)リストバンドなどを活用して行う、最先端のデバイスです。
メタ社は2027年に一般向けのARグラスのリリースを計画しており、その下準備として「Orion」の提供を行う模様。実は2025年現在、少数の開発者に、すでに提供を行っているのですが、その規模を更に拡大する計画みたいですね。
メタ社の一般向けARグラスは「Artemis」というコードネーム。UploadVRによると、「Orion」と比較して軽量になる一方、FOVも小さくなるとのこと。
「Orion」は、現段階で1台のコストが約1万ドル(約150万円)と同メディアなどの報道があるので、一般向けのデバイスはコストカットのため、色々変化しそうな予感です。
いつもの流れだと、開発者会議「Meta Connect」で新製品の正式発表やリリース時期の告知を実施するので、2025年の同会議の開催を楽しみに待ちたいところです。