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「POCO X7 Pro」ハンズオンレビュー。日本上陸4.9万円の「コスパ王」を速攻チェック

 Xiaomiが日本で本格展開を開始するPOCOブランド。Dimensity 8400 Ultraと6000mAh電池搭載・90W急速充電対応で4.9万円でこの仕様はありえないレベルの超コスパスマホ「POCO X7 Pro」。発表会で実機に触れる機会を得ました。

 まず手に取って最初に印象的だったのは、デザインと質感のよさ。特にイエローモデルは背面が黒色と黄色のデュアルトーン仕様となっているのはいいですね。触るとマットなシボ加工っぽさがあり、あ、最高級モデルではなさそうだなというのはわかると思いますが、しっとりとした手触り感の良さはずば抜けているので、個人的にかなりグッときました。

 完成度の高さでいうと、POCOでは初のグリーンの色合いで、すりガラスを思わせる上質な加工が特徴的。今回の3色展開の中では圧倒的にこの色の質感が良いです。

 ブラックは光の当たり方で表情が変化する独特の質感。強い光源の下でのギラギラ感、カッコいいですが、指紋が目立ちやすく個人的には微妙。実機を見て惹かれた人は検討してみてください。

 6000mAhという大容量バッテリーにしては重くない筐体も印象的。

 POCOブランド初となるIP68の防水筐体も日本市場ユーザー待望で嬉しいですね。なお画面は手や指が濡れていても操作できるウェットタッチ機能にも対応しています。

 画面は6.67インチ1.5K解像度ディスプレイ。

左:POCO X7 Pro 幅約75mm, 右:iPhone 16 Pro 幅約71.6mm

 最大3200nitの明るさを謳う性能はHDR時に効果を発揮するので、確認できませんでしたが、展示会場の明るい照明下でも普段の視認性は良かったです。120Hzのリフレッシュレートはアプリ個別に設定が可能。

 展示会場に用意されたゲームデモコーナーでは、荒野行動がプレイ可能となっていました。120fpsでの滑らかなプレイが確認できます。画質はプアなのですがこれはゲームタイトル側の問題。10個の熱感知センサーと広い面積の冷却板搭載により、もっと高品位なタイトルでも熱ダレを抑えてかなり快適に遊べるポテンシャルがあるのではないかと推定します。

 カメラはソニー製IMX882センサーとF1.5レンズを搭載。AI機能も満載で、消しゴムマジックのような不要な被写体消去機能など、色々遊べそうです。

 全体的な印象として、さすがPOCO本格展開を打ち出して、仕切り直しのように投入された「初陣」のようなモデルだけあってか、戦略的な価格を感じてしまいます。4.9万円からというのは、価格帯からするとかなりぶっちぎりに強力で、FeliCaがいらない人にとっては、同価格帯の中では圧倒的に有力な選択候補になってくるのではないかと思います。

 なお、今後もPOCO新機種の投入を考えているようです。あくまでグローバルモデルと同時に投入していきたい方針のようなので、FeliCa搭載にはそれほど期待はしない方がいいでしょう。

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