NTTドコモは2025年4月17日、「ドコモメール」においてデータベースシステムの不具合により、利用者が保護設定したメールが特定条件下で削除される事象について公表しました。2013年12月17日から2025年3月21日まで続いており、約32万6000人のユーザーに影響を与えたとのことです。
同社によると、メール容量が20000通を超え、メールの保護機能を利用し、さらに迷惑メールフォルダを利用していた条件をすべて満たすユーザーが影響を受けたとしています。削除された保護メールの復元を試みたものの、原本となるメールデータがサーバーから消去されており、復元は不可能と判明したとのこと。
ドコモはこの事象の判明後、2025年3月22日にデータベースシステムのプログラムを修正し、現在は正常に利用できるとのこと。
また、法人向けでも同様の事象が発生しており、3991社に影響を与えたとしています。