弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

超頑丈の裏側。これがarrows Alphaの耐久性を試す地下試験場だ

 アローズは壊れません、よく聞こえます!

 8月28日発売に最新ミッドハイスマートフォン「arrows Alpha」を発売するFCNT合同会社は2025年8月26日、神奈川大和市にある地下試験場を報道陣に公開しました。

 3GPP通話規格通りに音がしっかり出ているかへの適合試験はもちろん、4隅に大型スピーカーを配置した特別な室内で、通話が可能かどうかの試験も実施。轟音や新幹線車内といった騒音の再現環境でも、しっかり人の声の聞こえる通話品質の機能名は「はっきりボイス」。試験場で担保して世に送り出されます。

 数々の強度試験も実施。

 正直なところ、各社からもMIL規格準拠など高耐久なスマートフォンは続々と登場している状況。その中で他社と差別化するには、このように自社耐久試験場を広く公開することで認知度を高める狙いがありそうです。

 なお、FCNT独自の耐久試験項目もあり、それはアスファルト落下や、ガラス面の角に圧力をかけるVビット試験が該当するそうです。

 地下では通信系の試験を実施。自前でFeliCaについてチェック。リーダーに反応させつつ、近くのリーダーには反応しないよう調整。なおNFCに関してはFeliCaと回路構成は同一であり、より厳しいFeliCaの試験を優先。外部ラボを借りて試験をする場合もあるとのこと。

 家が買えるほどの価格の電波暗室では、アンテナ特性をチェックします。

 なお、かつてはワンセグ試験も実施していたものの、携帯電話でのワンセグでも受信料契約義務があるとするNHK判決後の急速なワンセグ非搭載の流れを受けて、そちらの試験室は廃止したそうです。

 現在FCNTはレノボ傘下であり、開発にあたってはレノボと協力しており、今回の自社試験だけではなく、グローバル評価する部分などはレノボにやってもらう試験もあるとのこと。

arrows端末をオンラインで購入 [AD]
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない