
3か月で倍、1年あまりで20倍。
AIコードエディタ「Cursor」を手がけるAnysphereの年換算売上(ランレート)が20億ドルを突破しました。Bloombergが3月2日に伝えたもので、TechCrunchも取り上げています。2月にこの水準へ到達し、直近3か月で倍増したとのことです。
ランレートとは、「今の売上ペースが1年間続いたら合計いくらになるか」を計算した指標のこと。たとえばある月の売上が1億円なら、ランレートは12倍の12億円になります。実際に1年間でその金額を稼いだわけではなく、あくまで「今の勢いなら」という見通しの数字です。
Cursorは、オープンソース版のMicrosoft「Visual Studio Code(VS Code)」をベースにしたコードエディタです。AIによるコード補完やチャットからのコード生成機能を統合しており、多くのソフトウェア開発者が日常的に使うツールへと成長しました。料金は無料枠のほか、月額20ドルのPro、月額60ドルのPro+、月額200ドルのUltraなどを用意しています。
Anysphereは2022年、MIT出身のMichael Truell氏、Sualeh Asif氏、Arvid Lunnemark氏、Aman Sanger氏の4人が設立した企業です。2023年10月にはOpenAI Startup Fund主導で800万ドルのシード資金を獲得し、事業を拡大してきました。2025年11月時点では300人超のチームになっているそうです。
AI搭載のコーディングツール市場は、GitHubのCopilotが累計2000万人超のユーザーを獲得するなど競争が激しくなっています。Cursorのほかにも、CognitionによるWindsurf(旧Codeium)の買収や、AnthropicのClaude Code、GoogleのGemini Code Assistなど各社の動きが目立ちます。




















