毎日新聞が報じるところによると、警視庁サイバー犯罪対策課は、auショップの元店員を私電磁的記録不正作出・同供用、不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕しました。店員は客や知人の女性4人のメールを少なくとも1200通以上、プライベート画像を6000枚、不正に取得していました。
容疑者は、契約者の個人情報の登録されている情報管理システムを不正操作し、女性のキャリアメールを自分の携帯に転送するように設定していたそうです。
キャリアメールの転送設定が、こんなふうに悪用されてしまうとは驚きです。(どこの代理店かまで書いて欲しいものですけどね。)記事中でトレンドマイクロの専門家が指摘している通り、客では自衛しようがない話です。強いて言うならキャリアメールをさっさと捨て、怪しい端末からのログイン履歴の確認や2段階認証の設定ができるGmailに乗り換えるぐらいですかね。キャリアメールを捨てれば、ショップ店員のいないMVNOへの乗り換えも容易です。