SHARPやLG、5インチフルHD解像度のディスプレイを開発。次世代スマートフォンに搭載か

 HDの次はフルHD!?

 SHARP、LGなど液晶大手メーカーが続々と5インチフルHD解像度の液晶パネルを開発しているようです。

 ETnewsによれば、Samsungは画面解像度1980×1080のフルHD液晶ディスプレイを搭載したスマートフォンを開発中だとしており、記事の中で液晶にはシャープ製の5インチフルHD液晶パネルが採用されると記されています。

 また、韓国LGも今年5月21日に5インチでフルHD(1920×1080)解像度のAH-IPS液晶パネルを開発したと発表しており、同社次世代ハイスペックスマートフォンに搭載されるのではないかと言われています。

 フルHDで5インチと言えば、画面密度であるppiは約440となりiPhone 4のRatinaディスプレイ(326ppi)を軽々と超えてしまいます。

 近年高解像度化が進む液晶パネルですが、液晶パネルの高密度化には開口率の低下による消費電力の増大という問題がつきまといます。開口率が低下してしまうと、液晶パネルがバックライトの光を通しにくくなり、画面輝度が低下してしまいます。画面輝度の低下を防ぐためにはバックライトを更に明るくするしか方法はなく、結果として消費電力が増大してしまうからです。

 ですが、シャープが採用する酸化物半導体(IGZO)を使ったディスプレイではTFTのさらなる小型化や配線の細線化により、開口率が大幅に改善されており、高解像度となっても消費電力を抑えることができるとされています。

 どんどん高解像度化するスマートフォンのディスプレイですが、iPhone 4以降や最近のHDスマートフォンを見ていると、筆者としては「これ以上の高解像度化に意味はあるのだろうか」とも同時に思ってしまうところです。とはいえ、フルHDの動画ファイルが縮小されずそのままで再生できるのは嬉しいことかもしれません。

情報元
SHARP : ETNews 経由 : Google Pad
LG : Computerworld