「選べる自由」はドコモにも訪れるのでしょうか。
朝日新聞によると、NTTドコモの加藤社長は2013春モデル発表会において、AndroidはGoogleのコントロール下にあるとした上で、Tizen OSを搭載したスマートフォンの投入について検討していることは事実であると認めました。以前の報道を追認する形です。
Tizen OSは、MeeGoをもとに開発されたLinuxベースのスマートフォン向けOS。サムスンは自主開発してきたBada OSからTizenに乗り換えます。Tizenの推進にはNTTドコモも参加しており、「spモード」や「dマーケット」をよりOSの深い部分に組み込む狙いがあるものと思われます。
iPhoneについては、2~3割と報じられた販売ノルマについても追認。ドコモのラインナップとして揃えるならありえると述べました。
また「Windows Phone 8」の取扱いについては、ベンダーやメーカーの都合によって日本導入が少し遅れるとの見解を示しました。導入自体は既定路線ではあるものの、時期は未定と考えるべきでしょう。OSについてバリエーションを拡大していく考えを述べる一方、KDDIが販売すると伝えられているMozillaのFirefox OSについての言及はありませんでした。
情報元:朝日新聞