スマートフォンとしては2番目の「URBANO(アルバーノ)」ブランドのモデルとなります。京セラの「DIGNO S KYL21」をベースとして開発されたKDDI向けのモデルで、特に緑色のカラーリングは従来のURBANOシリーズを彷彿とさせます。
画面を振動させて通話をしっかり聞き取れる「スマートソニックレシーバー」も健在。カラーバリエーションは緑、白、青、黒。ディスプレイは4.7インチHD液晶。
特筆すべきは、着脱可能のバッテリーでしょうか。秋には非接触充電対応版が単体で発売予定なので、いくつかバッテリーを充電、携行し、切れたら入れ替える(通称:マガジンリロード)が捗りそう。SIMカードはiPhone5と同様のnanoSIMカード。このあたりは非常にマニアック。
ただ基本的にはフィーチャーフォンからの乗り換えを意識した作りです。特にUIには細心の注意が払われており、Android標準のホーム画面とは別に、フィーチャーフォンのユーザーでも自然に扱える「エントリーホーム」が利用可能となっています。メニュー表示の切り替えも可能。
よく使う機能が、フィーチャーフォンのように選びやすく配置されています。もちろん、それでいて全てのアプリの起動も可能です。
エントリー向けのスマートフォンながら、OSにAndroid 4.2(Jelly Bean)を採用。購入者の層を考えてスペックを下げすぎたということもなく、良くも悪くもスペックは凡庸。実行用メモリや内蔵ストレージが足りずにアップデートできない、セキュリティの更新ができない、といった危険性は低そうなので、身の回りの購入層の方に安心してすすめやすい機種でしょう。
ディスプレイ | 4.7 インチ(HD) |
---|---|
CPU | Snapdragon S4 Plus MSM8960 1.5 GHz (デュアルコア) |
RAM | 2 GB |
内蔵フラッシュメモリ | 16 GB |
カメラ | 1300 万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a / b / g / n |
バッテリー容量 | 2700 mAh |
サイズ | 71 ×135 ×10.5 mm |
重量 | 約140 g |
その他 | おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、防水防塵 |
6月21日(金)より順次発売となります。