海外メディア「Bloomberg」のインタビューに、NTTドコモの坪内副社長が回答しました。
それによれば、iPhone導入について販売数が全体の2~3割にであれば導入できるという従来のドコモの条件は揺らいでおらず、「パイプは閉じていない」など、依然としてAppleと交渉中であることを示唆しました。
しかしAppleのビジネスモデルとじゃ「最後は共存できない。住み分けができない限り無理」とも語りました。
基本的にドコモのコンテンツビジネス、垂直統合モデルは、Apple社の展開するモデルに似ています。これまでドコモと折り合いがつかなかった一因として、spモードやdマーケットといった、ドコモ側のビジネスモデルをiPhone上で展開できないことであると推測されています。
また、ドコモはXPERIA Aを追加発注する方針とのこと。8月4日までに124万台売れた同機種は、坪内氏によれば、9月末までに200万台の販売を見込めるとのこと。
Appleの次期フラッグシップモデル「iPhone 5S」は、秋に登場するとみられますが、ドコモとしてはiPhone抜きで、他社と戦う覚悟でいるのかもしれません。
情報元:Bloomberg