Panasonicは、個人向け携帯市場からの撤退を明らかにしました。これより個人向けの国内市場については、新規開発を中止し、その経営資源を法人向けに注力します。同社公式のプレスリリースにより正式発表されたもの。
同社はドコモ向けの冬モデルを見送り、国内市場では個人向けを縮小する方針を津賀一宏社長も示しており、ある程度は既定路線ではありましたが、ついにこの時が来てしまったかという感想です。
個人向けフィーチャーフォンや既存製品のサポートはPanasonicモバイルコミュニケーションズが行っていくとのこと。
BtoC市場向けフィーチャーフォンの開発は、PanasonicモバイルコミュニケーションズからAVCネットワークス社傘下のパナソニック システムネットワークス株式会社のコミュニケーションプロダクツ事業部へと業務委託。継続事業に従事しない従業員は基本的にAVC社内に再配置となる模様です。
失敗作続きのELUGAでしたが、最近では良機種も生み出しており、大変残念としか言いようがありません。
情報元:Panasonic