SONYが発表した最新スマートフォン「XPERIA Z1」のカメラ画質を、検証したデータが公開されました。
調査したのは第三者機関「Strategy Analytics」、公開されたページはSONY Mobileの公式サイト内です。
カメラ機能を重視した各社のスマートフォンと、「XPERIA Z1」のカメラ画質を、客観的に比較したものとされています。
今回比較の対象になったのはHTCの「HTC One」、SAMSUNGの「GALAXY S4」、Appleの「iPhone 5」、そしてカメラ画質で評価の高いNokiaの「Lumia 1020」および「Lumia 925」です。
今回比較の対象となった「撮影シチュエーション」は次の5つ。
- 暗所で寝ている赤ちゃん
- 列車のおもちゃが走っている風景
- 若干の逆光があるパーティーシーン
- 夕方のビル
- 明るい背景と顔のアップ
この調査は、評価の客観性を担保するため、A4の光沢用紙に印刷された物、及び50インチのスクリーンに表示されたものを、A、B、C、Dなど撮影した機材が何であるか分からないように区別した上で、一般消費者によって評価してもらう形をとっています。今回参加した消費者の内訳としては、性別は男性が52%、女性が48%。また、89%が現在スマートフォンを所有しており、11%が今後スマートフォンを購入する予定がある人となっています。
評価はGoogle Playなどでもよく目にする「5つ星」方式。評価する観点は、「シャープ(明瞭)さ」、「明るさ」、「躍動感(生生しさ,リアリティ)」、そして全体的に見た「画質」の4点です。
評価の結果、全体的な画質、良いまたはとても良いと評価された全体的な画質の割合、撮影シチュエーションごとの最も良いと評価された割合の3つで、「XPERIA Z1」がトップを獲得しています。
また、「防水スマートフォン」としてのカメラ画素数でも「XPERIA Z1」がトップクラスに。
比較の中には富士通の「ARROWS」やパナソニックの「ELUGA」など、日本市場でしか販売されていないスマートフォンも含まれているのが面白いですね。「Androidスマートフォン」の中で最も高画素であること、「高画素スマートフォン」の中で最も薄型であることも、明らかになっています。
やはり今回の「XPERIA Z1」で最も進化したのは、高感度撮影ですね。それが5つのシチュエーションの中で最もわかりやすいのが、この赤ちゃんの人形の写真でしょう。
ソニー曰く「Lumia 1020を超える画質」とされた「XPERIA Z1」。製品版のカメラ性能に期待がかかるところ。日本国内ではSO-01F、SOL23として投入される予定であり、非常に楽しみなところです。
情報元 : Sony Mobile