僕はauの端末では最近はGalaxy Note3(SCL22)を常用しているのですが、突然こんなSMSが届きました。
こ、これは……
そんなバカな!! 僕はmineo SIMを挿して先行予約キャンペーンの0円1GBライフを満喫していたはずだ……!!と番号を確認してみるとやはり無情にもauの番号。
そう、運の悪いことにどうやら何かの拍子で間違えてLTEフラットのついていない(しかもLTE NETを外し忘れていた)SIMを挿して通信してしまっていたようです。
やってしまった青天井。どうしたものかとしばらく考えていましたが、考えていてもしょうがないことに気付いたので僕はSMSに書いてある通り157に問い合わせることにしました。
話の焦点としては出来れば今月のパケット通信に対して「今からLTEフラットをつけることで料金をフラット契約に収めたい」というところだったのですが(auのガラケー、3Gスマートフォンにはそのような救済措置があります)「LTEではフラットの今月遡及(そきゅう)適用はシステム上出来ない」との回答でした。しかし、高額な料金の支払いが難しいなどしばらく交渉をしたところ
「今月分に関しては額面通りの額を支払ってもらうが、今月の利用料金をフラットで計算してそれより超過した額に関して来月以降の利用料金から差し引く」
ということで調整をして頂けることになりました。
毎月割のある回線でもありませんから数ヶ月フラットを維持することになると考えると辛いものもありますが、単に高額な従量制の上限の料金を払うことになるよりは十分良い結果になったと思います。もしも僕と同じようなことになってしまったら、まずはサービスセンターに相談してみると良いかもしれません。
青天井パケット代金について少し調べてみる
ところで、「パケ死」「青天井」という言葉を記事内で用いましたが実はauのLTEプランでは従量プランでも料金に上限が設けられています。
LTEフラット | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
「LTEフラット」をお申し込みでない場合は「従量プラン」 (国内通信料0.6円/KB、国内通信料上限20,000円/月) となります。
このように、そもそも青天井ではなく、高額と言えども2万円で止まってくれるのは(青天井に比べれば)ありがたいことです。
しかし0.6円/KBで上限の2万円まで、一体どれだけの通信で届くのでしょうか?単純な計算ですが、ずばり33MBです。33MBで2万円です。確かにフラット契約ではありませんからそれより割高になることは仕方が無いとは思いますが「MVNOでも1GB/月を1000円弱で売っているような時代に0.6円/KBという料金設定は少々割高過ぎるのでは」と思ってしまいます。
フラット契約と比べてこの価格設定は適正なのでしょうか?最近では総務省がSIMロックの解除に向けて動いているようですが、このような料金面についてもキャリアと協議して頂けたらなと思います。
皆さんはこの価格設定についてどう思われますか?
(編集・校閲: 高橋ノゾム)