中国メーカーXiaomi(シャオミィ:小米科技)は、フラッグシップモデル「Mi4」を正式発表しました。3GBメモリ採用、TD-LTEのサポートなど基本性能は充実、そして800万画素カメラ搭載など、中国メーカーらしいスペックです。
特に中国メーカーは自撮り(セルフィー)重視のためか、フロントカメラによりよいものを搭載する傾向にあり、SONYも中国市場を主なターゲットにした自撮り強化のファブレットXperia C3を発表したばかりです。Xperia C3でさえ500万画素でしたが、800万画素のフロントカメラを搭載するMi4は早速それを超えたことになります。
SoC | Qualcomm Snapdragon 801 2.5GHz クアッドコア |
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ディスプレイ | JDI製 5インチFHD ディスプレイ |
OS | Android MIUI V5 |
カメラ | 1300万画素 (Exmor RS f) |
インカメラ | 800万画素 F値1.8 |
ネットワーク | GSM, W-CDMA, TD-LTE, Cat.4, Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
メモリ | 3GB |
内蔵フラッシュメモリ | 16 / 64GB (microSDカードスロットなし) |
重量 | 149g |
バッテリー | 3080 mAh |
その他 | microSIM |
[7/23 01:02] FDD-LTE対応版は今年後半の登場となるため、一部記述を変更いたしました。XiaomiのスポークスマンがChannel News Asiaに語ったところでは、例えばシンガポール市場では、9月にFDD-LTE対応モデルの登場が期待されます。
ソフトウェアにはMIUI V5を採用しています。
高性能のわりには価格は安く、人民元で16GBモデルが1999RMB($322)、64GBモデルが2499RMB($403)となっています。カラーバリエーションは白と黒。
同時に、ウェアラブルデバイス「Mi Band」も発表されました。歩数計などのセンサーを内蔵し、健康管理を補助します。価格はわずか$13。
低価格で個性的な機種が続々と登場する中国市場。市場規模も大きいため、中国市場で人気のメーカー・機種が世界市場でも存在感を発揮することがしばしばあります。事実Xiaomiは、2014年5月の世界市場で最も売れた10台のスマートフォンに、2機種を輩出しています。