中国のXiaomi(シャオミィ:小米科技)は、インド市場を重要視しているようです。
Bloombergが、Xiaomiのヒューゴ・バーラ副社長に電話インタビューをしたところ「われわれにとって中国の次として最大の市場だ。いつかは中国と同じくらいの大きな規模になる。全力でインドに参入する」と述べました。
Xiaomiは世界でのスマホ販売台数を2015年に1億台まで増やすことを計画しており、インド市場はその目的を達成する上で重要な根拠地になりそうです。既にインドではXiaomiの「Mi3」を1万3999ルピー(約2万3000円)という低価格で販売しています。
Xiaomiは第2四半期の中国市場で、SamsungやAppleよりも多い出荷台数を記録し、シェア第1位を獲得するなど、破竹の勢いを見せています。
同時期のインドの携帯電話市場では、インドの新興メーカーMicromaxが、Samsungを破り第1位になるといった動きがあります。先進国では鈍りつつあるスマートフォン出荷台数の成長率ですが、中国やインドなどの新興国市場を含めれば、成長の余地はまだまだあります。今後のXiaomiの活躍に注目です。