「子どもはもっと自由になってもいい」を謳う、子ども向けの腕時計型ウェアラブル端末「ドコッチ 01」を発表しました。製造は華為技術(ファーウェイ)。発売は2015年の3月を予定しています。
本製品は1.3インチの有機ELディスプレイを備え、3G・Bluetooth LE の通信に対応し、静止時は連続72時間の待受が可能。また、IP55の防水防塵仕様となっています。
ジャイロセンサーと温湿度センサーを内蔵することで、利用者の活動状況を走る・歩く・座る・外すの4状態でモニタリングが可能となり、異常な気温や湿度を検知し夏季の熱中症などを未然に防ぐ機能を搭載しています。
また、専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンと Bluetooth でペアリングすることで、一定の範囲から離れると通知を出す迷子検知機能や、月額200円(1回5円)で、保護者が現在地を補足したり、子どもがボタンを長押しすることで現在地を通知する「イマドコサーチ」機能も利用可能です。他にも、あらかじめ登録された定型文をSMSで送信する機能も備えます。
本製品を装着することで、果たして子どもがどれだけ自由になれるのか、また必要以上に行動をモニタリングすることについての是非が問われることになりそうです。少なくとも筆者は付けたいと思いません。