Opera Sofwareは、業界初のBlinkベースのTVレンダリングエンジンが、スマートテレビに進出することを宣言。「Opera TVソリューション」の一環として、開発キット「Opera Devices SDK 4.x」の提供を開始します。
このソリューションのOEMパートナーとなるメーカーはSONY, SHARP、 TiVo, Samsung, Swisscom, TCLとなっています。
各メーカーのテレビにはBlinkベースのHTML5レンダリングエンジンで動作するOperaブラウザーがインストールされる形となります。ブラウジングはもちろん、、ネットワーク映像配信サービスの利用やHTML5ベースで開発されたアプリの動作も可能。
この動きによる、Opera Softwareとしてのメリットはエコシステムの拡大、メーカーとしてのメリットはOSを開発するGoogleに全てを握られない、といったもの。つまり両者の利害が一致します。Samsungの場合、最悪Tizenのアプリが不足しても、Operaのアプリで補完してもらうといった効果も期待できるかもしれません。