共同通信は、NTT docomoが2016年3月末までに、北米における携帯電話事業から撤退すると報じました。
NTT docomoはMVNOとして北米キャリアのネットワークを間借りして、在米日本人向けに「DOCOMO USA Wireless」を展開中。Wi-Fiルーターや、ロゴ・プリインアプリともにプレーンなままのXperiaグローバルモデル等を販売。日本への国際電話が0円になると謳うプランもあります。
つい最近NTT docomoの日本国内での売上が、SoftBank、KDDIを下回り、大手3社の中で最下位に転じたばかり。こうした雲行きの怪しさも北米撤退への決断に繋がったのでしょうか。
NTT docomoは以前にも巨額を投じて北米に参入していたものの、04年に撤退。報道通りであれば、再参入を果たすも2度目の撤退をすることになります。昨年、インド市場での撤退を発表したばかりのNTT docomoですが、国内ユーザーから得た利益を海外で散財したような形に見えます。
なお、SoftBankは北米キャリアのSprintを買収することで、北米市場に参入。「アメリカ放題」などのシナジー効果がユーザーの目に見える形でも提供されています。日本キャリアの海外動向は今後も注視していきたいところです。