海外メディア「The Next Web」によると、オンライン辞書Wikipediaを運営しているWikimedia財団は、米諜報機関NSA(国家安全保障局)を憲法違反で訴えることがわかりました。今回の訴訟にはWikimediaをはじめヒューマン・ライツ・ウォッチやアムネスティ・インターナショナルUSAを含む8団体が原告となる模様。
訴えによると、Wikipediaの運営には誰もが安心して自由に編集できることが不可欠ですが、NSAの盗聴がプライバシーを侵害し、これを脅かしているとのこと。
NSAは米国と世界のインターネットを監視する、合法・非合法の諜報活動を行っているとされており、問題視されています。
Wikimedia財団は、言論と結社の自由を保証する合衆国憲法修正第一条および不当な押収を禁じる修正第4条に違反すると考えています。今後の裁判の進展が注目されるところです。