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ドコモ版Xperia Z3 Compactの「テザリングロック」が邪魔すぎて、Xperia J1 Compactでさえありがたい。

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 国際版Xperia Z3 Compactと国内版Xperia Z3 Compact SO-02Gを両方持ち歩いています。

 後述する仕様から、わざわざドコモ版まで持ち歩きたくないのですが、おサイフケータイを利用したいので仕方なくSO-02Gも。せっかくのコンパクトなスマートフォンですからね。これで電車の改札も通りたいのです。

 メインの電話番号をSO-02Gで利用したいのですが、別にその番号でこちらから電話をかけることはあまりありません。ほとんど着信待ち受けで十分。ですが、残念ながら現在のドコモは「2700円でカケホーダイ」か「通話一切不能なデータプラン」という両極端なプランしかないので、話になりません。このため、メイン番号をMVNOに移し、MVNOの格安SIMカードでSO-02Gを使いたいと思います。

 しかしここで問題があります。MVNOのSIMカードでは、ドコモ端末の仕様上はテザリングが利用できないのです。

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 これはテザリング時、ドコモ端末が接続先をテザリング専用APN「dcmtrg.ne.jp」に強制的に接続するためです。このテザリングAPNへの接続はドコモのspmode契約が必須なので、事実上MVNOのSIMでは利用不能。こうした嫌がらせ同然の仕様は「テザリングロック」と呼ばれ、SIMロック解除サービスを使っても解除不能という有様です。

 こんな状況なので、SIMフリーで登場するXperia J1 Compactが羨ましく思えるところ。SIMフリーなので他社/MVNO/海外現地SIMカードを利用可能。なんのSIMを挿そうがテザリングができて、国内ではおサイフケータイも利用できるのです。

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 新しくとも不自由なドコモ版より、旧機種の焼き直しといえども、当たり前のことが当たり前にできるXperia J1 Compactの方が、この点に関しては魅力的に見えます。

 テザリングもおサイフケータイもいらないという人は、特に悩む必要もありませんが、その両者を重視する人には選択肢が増えたと言えそうです。

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