Sony Moibleは、事前情報通り、国内市場向けにSIMフリースマートフォン「Xperia J1 Compact (D5788)」を、格安スマホとして投入することを明らかにしました。回線はSonyグループのMVNO So-net。現時点で少なくともSo-net、イオンモバイル、ソニーストアでの販売がわかっています。
背面はマット素材。ベースモデルはNTT docomo向けの2014年夏モデルXperia A2 SO-04Fと思われます。前面上部と背面中央部ににメーカーロゴ、背面下部にXperiaロゴなど、国際版モデルに準拠。それでいて、背面中央にはNFCではなくFeliCaロゴ。おサイフケータイに搭載していますが、ワンセグには非対応。
OS | Android 4.4 KitKat |
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チップセット | Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.2GHz クアッドコア |
ディスプレイ | 4.3インチ, 解像度 1280 x 720, IPS液晶 |
実行用メモリ(RAM) | 2 GB |
内蔵フラッシュメモリ | 16GB |
カメラ | メインカメラ 2070万画素, インカメラ 220万画素 |
バッテリー | 2300 mAh |
サイズ | 128 x 65 x 9.7mm |
カラー | 白 |
その他 | 防水防塵 IPX5/8、おサイフケータイ |
発売日は4月20日。販売想定価格は税別5万5千円前後。
So-netのSIMカードとのセット販売となります。それぞれの販路で販売されているプランが異なります。So-net Webサイトでは1日80MBまで通信できる「PLAY SIM プラン80M/day(1610円/月)」、Sony Storeでは1ヶ月2GBまで通信できる「PLAY SIM プラン2G/month (1580円/月)」、イオンでは「PLAY SIM プラン70M/day(1480円)・120M/day(1580円)・200M/day(2580円)」とのセットになります。
富士通のARROWSがイオンモバイルから出たとき、モバイルWAONとの相乗効果を狙いおサイフケータイを載せればいいと書いたのですが、今回のJ1 Compactは型落ちとはいえそれを実現していて大変いいと思います。同じ5万円以上のお金を出すなら、VAIO Phoneなんかよりこっちの方がまだいいです。
何気にXperia Jというモデルは海外向けに2012年に投入されているのですが、あれは廉価版モデルでした。J1 Compactも旧モデルの使い回しなので、順当なネーミングなのかもしれません。