海外渡航で現地SIMを使うために、Xperia Z3 Compact SO-02Gをドコモショップに持ち込み、SIMロック解除サービスを利用しました。
最近のドコモのAndroidスマートフォンは、テザリングにはspモードのテザリングAPNに強制的に接続する仕様(テザリングロック)があるため、spモード契約が必須。MVNO・他社SIM・海外現地SIMを挿すと「テザリング中にエラーが発生しました」と表示されてしまいます。
この強制変更APNロックは、SIMロック解除を行っても解除できないため、root化による改造または非rootでのコマンド実行を自己責任で行う必要があります。私のSO-02Gもテザリングロックを非rootによるコマンドで解除しています。
ところが、SO-02GのSIMロック解除後、試しにMVNOのSIMカードを挿したところ、再びテザリングエラーが起きるようになりました。SIMロック解除を行うと、同時にテザリングAPNが元のものに戻される仕様のようです。
私の環境では幸いにも、非rootでのコマンド実行をもう一度行ったところ、無事テザリングロックを解除出来ました。まさか空港でadbコマンドを打ち込むことになろうとは。早めに気づけて良かったです。
最新ファームの場合、初期化すると、この非rootでのテザリングロック解除が塞がれるという情報もあったので、私はドコモのアップデートを適用しないようにしています。そういう状況はあまり好ましくないので、おサイフケータイが使えてSIMフリーで4インチ台の、高性能な非ドコモ端末が欲しいところです。
続報:ドコモ公式SIMロック解除後のXperia Z3 Compact SO-02G、海外SIMでテザリングやっぱりダメでした。起点は再起動か?