ソフトバンクは、「アメリカ放題」の不備について謝罪し、キャンペーンの延長を発表しました。
「アメリカ放題」は、ソフトバンクによる米Sprintの買収によるシナジー効果で可能になったサービスで、国内ユーザーが米国で通話と通信料を定額で利用できるというもの。
このサービスについて、新料金プラン「スマ放題」で5GB以上のプランに加入している人は月額980円で移行されていたので問題ないのですが、それ以外の契約にて加入していたユーザーは、改めて申し込みし直す必要がありました。これに気づかず、7月以降高額請求の発生する人が続出しました。
このような再度の申し込みが必須であるという事実についてソフトバンクは先月米国渡航者にSMSでは通知していたようですが、それ以外にはSMSが届いていなかったようで、Twitterなどでは多くの被害報告が寄せられています。日本ではWeb上には記載はあるものの、販売スタッフへの周知も徹底されておらず、利用者がこれを気付くことは難しい状況でした。
今回の事態をソフトバンクは謝罪。キャンペーンを延長した上で、高額請求になってしまった人の料金について、7月1日以降の料金を遡って無料とするようです。
重大な周知について、その方法を改めて見なおしていただきたいところです。