台湾鴻海精密工業の郭台銘(Terry Gou)会長とSHARPの戴正呉社長は、ホワイトハウスにてドナルド・トランプ大統領と会談したことがわかりました。
これは従業員へのメッセージを、NIKKEI Asian Reviewなどが報じたことで判明したもの。
それによると、自分の州に工場を誘致したい6人の知事も会談に出席。トランプ大統領は自分がSHARPのファンであると明かし、SHARP製品に大きな期待を寄せていると述べました。
SHARPと鴻海は、米国に液晶ディスプレイパネル工場を建設する予定とのこと。米政府関係者と投資計画を協議しており、税制優遇措置などの支援を求めている模様です。新工場の計画は秋までに取り決められる見通し。
なお、トランプ大統領が本当にSHARP製品を好きなのか、ただのリップサービスのジョークなのかは不明です。ちなみにドナルド・トランプ大統領自身はSamsungのGalaxy S3を愛用しており、次の機種としてGalaxy S8を検討しているようです。
SHARPはスマートフォンのブランドを「AQUOS R」に統一し、海外展開も予定しています。トランプ大統領に愛用してもらえるよう躍進することを祈りたいところです。