今もほとんどの中学・高校では、携帯電話の持ち込みが禁止されているのではないでしょうか。
中国の学校で、授業開始前に携帯電話を回収する制度を採用したところ、あの手この手で学生が抵抗しているそうです。楚天都市報の報道として、鳳凰網が伝えました。
9月の新学期から、中国・武漢のとある職業学校では、毎日1限目開始前に携帯電話をクラス担任に提出、4限目終了後に学生へ返却し、午後の授業開始前に再度提出、下校時に再度返却することになりました。
学生らは、今は使っていない古いスマホ、モック(サンプル模型)などを提出することでこれに対抗。
頭を抱えた教師たちは、全てのスマホの電源を入れてみて、電源が入らないものはモック、電源が入ったスマホは電波が入るかを確認、電波が入らなければ蓋を開けてみて、SIMカードが挿入されているかを確認することにしました。すべての検査を終えるのに、30分かかるそうです。
この学校の教師曰く、中にはスマホを5台も持って出席、すべてのスマホが本物の上に、全て通信可能な状態となっている猛者もいて、これには先生も驚いたそうです
長期にわたる教師と学生の知恵比べを経て、今では誤魔化しはあまり効かなくなったと伝えていますが、そこは「上に政策あれば、下に対策あり」のお国柄、今後、どんな奇手がでてくるか楽しみですね。