ドコモの秋冬モデルについて、東京都新宿区の家電量販店内にあるドコモショップで、販売員さんに訊いてきました。
――ドコモ秋冬モデルで、注目のブランドは?
Galaxyと、Xperiaです。AQUOSとarrowsは、「コストを下げたい」という方に提案するモデルという位置づけなので、とくに見るべき点はないと感じます。
――変わり種は?
中国メーカーのZTEから1月発売予定の二画面スマホ、Mです。
――昔、NECのMEDIASで見たような……
二画面は以前MEDIASもやったことがありますが、画面が増えるとやることが増えるはずなのに、実行メモリ2GBが主流の当時、1GBのロースペックという、意味が分からない仕様でした。
今回のMは実行メモリ4GBと、マルチウィンドウを駆使して動かすのに十分なスペックがあるので、「中身が追いついてきた機種」という感じがあります。
――Mは使い物になりそうですかね
そうですね。不安な点を挙げるとすれば、バッテリー容量が2930mAhと、他の機種と比べて決して大きくない点です。バッテリーを一番食うのは画面ですが、見開きだと6.8インチという大画面なので、「電池はもつのかなあ……」と、少し心配ですね。
売れ行きについては、正直なところ、あまり期待していません。私も新しい物好きで、スマホもPSPのような形のモデル(Xperia Play)から買っていたのですが、結局あまり使いませんでした。二画面も、結局は「キワモノ」な感があります。
――話をもどして、Xperiaの注目ポイントは?
XZ Premiumのロッソカラーです。これまでのXperiaシリーズになかった色なので、やはり注目度は高いですよ。
――中身でのポイントは?
Xperiaは今回のモデルから、3Dカメラが搭載されました。パノラマ機能や360度機能のように、少しずついろんな角度からとって、貼り合わせる形です。
――3Dカメラの用途は?
3Dプリンターを使用して、模型を人形を作ってくれたりします。展示しているものは、8,000円で作ってくれますよ。着色もされていて、けっこう再現度が高いです。こういったサービスが増えてくれば面白いですね。
――Galaxyのポイントは?
まず、前のGalaxy S7が販売員からも評判のいい名機でした。その後継ということで、安心感があります。S8よりも、注目すべきはGalaxy Note8でしょうね。
実行メモリ6GBは、docomoで販売している機種で初めてです。Xperiaは秋冬モデルで6GBになるのではと噂されていましたが、結局4GBでした。
Galaxy Note 8は、スタイラスが付属しているのも、ちょっとしたポイントですよ。ただ、ないと不便、という機能じゃないので、結局使わなくなるという人が多い機能でもあります。