Apple社のティム・クックCEOは、Buzzfeed Newsのインタビューに応じ、中国人民解放軍がAppleのサーバーにスパイチップを埋め込んでいたとの報道を否定、訂正するよう求めました。
Bloomberg Buisinessweekは複数関係者を取材した「どのように中国がマイクロチップを米トップ企業に浸透させたか」という調査報道記事を発表。Apple含むテクノロジー企業がハッキングを受けたと伝えられています。
これについて、確かに2016年にAppleは内のSuperMicroサーバー1台に偶然感染したドライバがインストールされているのを発見したことはあったものの、この一件のみであり、このあとAppleは取引をやめているとのこと。
電子メール、データセンターの記録、財務記録、出荷記録など、調査を行ったものの、やはりスパイチップ混入はないとしています。Bloombergの記事の中に、Appleに関する記述で真実はない、とクック氏は言います。
Buzzfeedがコメントを求めたところ、Bloombergは1年以上に渡って調査し、各企業や政府職員など多数のソースを元に記事を構成しており、記事の内容に自信を示したとしています。