Sony Mobileが「Xperia 4」という名称のデバイスを開発している、と噂されています。伝えられるところでは21:9比率の5.7型FHD+画面、Snapdragon 710、実行4GBメモリ、容量64GB、2800mAh電池など。これがドコモの夏モデルとして登場するという噂です。
これについて、中国リーカーZackbuks氏は「可能性は0%、ドコモ夏モデルはXperia 1のみだ」と否定しました。
一方で、日本の携帯キャリア向けにカスタムモデルが登場する可能性があると同氏は伝えました。特にありえるのは「Snapdragon 855と『液晶』を搭載したフラッグシップ派生機」と、「Snapdragon 710を搭載したXperia 10」であるとのこと。
同氏はドコモ夏モデルについては確実に自信を持っている一方で、他のキャリア向けについては情報を掴み切れていなかったのかもしれません。これらXperiaはKDDIやSoftBankなどが取り扱う可能性がありそうです。
KDDIは過去にはXperia ZをXperia UL、Xperia Z2をXperia ZL2として販売したことがあります。Xperia ULは見た目こそ改悪されたもののワンセグアンテナロッド内蔵・電池パック交換可といった改善点も備えたカスタムモデルでしたが、Xperia ZL2は見た目だけではなくスペックやディスプレイ品質などもグレードダウンさせた劣化版でした。過去の例を振り返ると、有機ELではなく液晶を搭載しコストを抑えたXperia 1がauから登場するということは十分ありえそうに思えてきますね。
Xperia 10はSnapdragon 630を採用しており動作のモタつきを感じるので、より上位CPUを搭載するのは歓迎ですね。
携帯3社から何らかのSony Mobile製スマートフォンが投入されるであろうことは確実ではあると思われるものの、それが具体的にどのような機種になるのか噂が錯綜しており、判然としません。
HuaweiはNTT docomoにP20 Proを投入する一方、auにはP20 lite、SoftBankにはMate 20 Proを投入といった具合に、機種を分ける作戦を取っています。キャリア側としても3社似通っている機種ラインナップに何かしら差別化要因を持たせたいという思惑もあり、そして機種代金の高額化と分離プラン義務化によりハイエンド高級機ばかり並べても売れないとなれば、Xperiaの廉価機やカスタムモデルの国内登場はますます現実味を帯びた話だとも感じます。
国内版の新型Xperia https://t.co/oOCRdToMuK
— すまほん!! (@sm_hn) 2019年3月16日
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