ロイター通信は、中国Huaweiがタブレットに「Aurora(オーロラ) OS」を採用すると報じました。
HuaweiのAurora OS採用は以前、海外メディアThe BELLが報じていましたが、それを追認する内容となります。
ロシアの国勢調査のために、タブレットにAurora OSを試験的に導入するとのこと。現在ロシア政府と協議中であるとHuawei広報担当者も認めているそうです。
機密の内容を含むため、それ以上の詳細については明かせないとのこと。
Aurora OSは、ロシアの国営通信キャリアRostelecomの管理下にある、Sailfish OSベースのロシア製OSとなります。
まだAurora OSの採用例はないものの、ロイター通信曰く、2019年8月までに36万台のAurora OS採用のHuawei製タブレットが導入されるとのこと。
Huaweiは米国による制裁を受けてAndroid OSの採用継続が難しい状況となりつつあり、独自OS「鴻蒙OS(HarmonyOS)」を発表するなど、プランBの確保に躍起であり、Aurora OSも生き残り策の一環であると思われます。
- 情報元Reuters