Pixel 3a XLレビュー。良いところ・悪いところ すまほん!!

 Pixel 3a XLを長らく使用しています。悪いところは概ね想像通りで、それでも使い続けているのは良いところが上回っているからです。良いところと悪いところをまとめてみました。

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Pixel 3a XLの悪いところ

 先に良くない点を挙げておきますがその多くが筐体です。個人的にガワが好きじゃないんです。他にもよくないところが多々ありますが、価格相応だろうと思い、記事から端折っています。

デザイン

 いかにベゼルレス化するか?視覚的にノイズとなる生体認証をどう隠すか?このような熾烈な競争の中にあるスマートフォンのデザイン。ミッドレンジでさえもそのような競争の渦中に叩き込まれつつある中、Pixel 3a XLのデザインはちょっとイマイチ。アスペクト比18:9で、上下ベゼルが太く、指紋認証センサーが背面にあるからです。

 最新機種が軒並みカッコいい中、ちょっと残念。カッコいいかどうかって、端末を使うにあたってわりと大事な動機ですからね。ノッチがないだけいいのかな……。

 片手操作のしやすい5.6インチのPixel 3aと比べると、6インチのPixel 3a XLはちょっとだけ片手操作はしにくいです。最近のファブレットなんてこんなものなので、些細な問題ですが。

生体認証

 また、顔認証のためのセンサー類はなく、フロントカメラによる顔解錠も不可能のため、背面指紋認証に頼らざるを得ません。顔か指紋で確実に解錠できる他機種と比べるとこれもイマイチ。机の上に置いたままでは解錠できず、持ち上げて背面に指を当てるひと手間もちょっとだけ煩わしいです。

汚れと傷が気になる

 筐体にはポリカーボネートを採用。手に馴染みやすいとも、ちょっとチャチいとも。白色は少し汚れやすい印象。汚れを落とそうにも、あんまり引っ掻いたり、強く磨いたりするのも、傷が付きそうで嫌なので、消しゴムを使うと優しくキレイに掃除できるという知見を共有しておきます。

 ぶつけたときに、あっさり傷がついてしまいました。

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 前面ガラスは頑丈なのでしょうが、他の部分の耐久性は高くないので、保護ケースの着用をおすすめします。

Pixel 3a XLの良いところ

 使い始めて早い段階でわかっているフォームファクタに対する不満を抱えながらも、「なんでこんなカッコよくない端末を使っているのだろう……」と考えると、「美人は3日で飽きる」ってことなのかも。うっかり買って、いまでも肌身離さず使っています。

 なんでこいつを使い続けているのか?その理由となっている良い点を挙げてみます。

おサイフが使える

 Suicaで電車に乗る時はコレで改札通ってます。

 これまでGoogleの端末、NexusシリーズやPixelシリーズではおサイフケータイ非対応でしたが、Pixel 3でようやく対応。Pixel 3は結構高めの価格でしたが、Pixel 3a XLは6万円で買えてFeliCa。

 SIMフリーでFeliCaを搭載している端末って、国内メーカーの廉価端末だったり、あまり選択肢が多くありません。グローバルメーカーの出来の良い中価格機種でFeliCaが使えるというのは、ありがたいことです。Google Payで管理できますしね。

カメラが優秀!

 大変カメラが良いです。Pixel 3aは4万円台後半、Pixel 3a XLは6万円台ですが、普通にHuawei P30 Proと戦えるレベル。

 左がPixel 3a、右がP30 Pro。P30 Proは夜景モードでかなり露光が長いせいですごい画になってますが。

 比較対象が高級機でも遜色がありません。すごいカメラです。ご飯は、それほどでもありません。

 飯テロ、ちょっと暗めに撮れる傾向が少しだけ難点。単に、被写体が飯かどうかを認識して無理に弄る料理モード的なものがないだけではありますが。

 P30 Proの料理モードの出来は別に良くないのですが、キマった時には美味しそうに撮れます。これはキマった例。左がPixel 3a XL、右がHuawei P30 Pro。

 Pixelにも料理モードがあってもいいかもしれませんね。

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 周りが明るければPixel 3a XLでも問題ありません。

 赤みの強い料理、中華料理などでは美味しく撮れることが多い気がします。

 ポートレートモードでの背景ぼかしもわりと高精度で楽しい。

 単眼レンズにも関わらず、デジタルズームのソフトウェア処理が優秀。これでしっかり望遠レンズも積んできたら、めちゃくちゃすごいズーム性能になりそうですね~。単眼カメラなのにソフトウェア処理が圧倒的に優秀なPixel、今後の多眼化でトップ性能に躍り出るポテンシャルを秘めていると思います。

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 あと、電源ボタンダブルタップでカメラを呼び出せるのも良いですよ。画面点灯時でも消灯時でも。その点、Xperai 1は物理シャッターキーで呼び出せるので、Pixel 3a XLより良いですね。一方でHuawei P30 Proは、消灯時は音量キー下ダブルタップでカメラ起動なのに解錠後は同じ動作でカメラを呼び出せないので、使いにくい。

 カメラは総じて満足度が高い出来。今後の機種には、料理モードと、望遠カメラ超広角カメラ搭載を期待します。

ソフトウェアがプレーン

 最新OSが使えるので安心安全。キャリア謹製クラップウェアも入っておらず快適です。プレーンなPixelを一台持っておくと、ソフトウェアの特定部分がメーカー独自の作り込みなのかどうかすぐにわかりやすいので、記事を書くために助かったりします。何気にジェスチャー操作の練習にもなりました。

画面が大きい

 動画を視聴することが多いので、Pixel 3aよりも画面の大きな3a XLで満足しています。

電池持ちは良い

 電池容量は3aが3000mAhであるのに対し、3a XLは3700mAhとかなり多め。本機は電池が持つ方だとされています。

(画像出典:Anandtech)

 インストールしているアプリ、使用頻度、画面輝度、環境など、使う人によって大きく左右されるのが電池持ちなので、参考程度の話ではありますけどね。

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 たとえば待機中も考慮した電池持ちだと、Pixel 3a XLとP30 Proはこの表以上に差が大きい印象です。プレーンなPixel 3a XLとは異なり、各メーカーは電池持ちを良くするための工夫を凝らすものですからね。さらにその中でも、EMUIは待機中の電力消費抑制が良くも悪くも過剰だからです。

 Pixel 3a XLはミッドレンジではあるものの18Wの急速充電に対応しており、対応の充電器を揃えれば快適に日常利用が可能です。

総評

 というわけで、なんだかんだPixel 3a XLを使っています。すぐ飽きると思ってたんですけどね。日々使うスマホですから、カメラと電池周りって大事ですね。無駄なものが入っておらず最新OSを使えるのもGood。グローバル端末や変態端末が多いと、FeliCa要員が欠員しがちになるので、そこを補ってくれるのも助かります。

 せっかく有機ELなのだからもっと高品位でHDR対応の……など細かい不満点は多々あるものの、上位モデルや今後のモデルを買えばいい話ではあります。この価格帯ではよくできていますし、カメラは高級機と戦えるレベル。

 より幅広く、みんなの手に、無駄なソフトもなく快適なPixelを。コスパの良いPixel 3aシリーズは素晴らしいですが、価格面でPixel 3a XLはインパクトが薄れている気もします。動画が見やすい、電池容量が大きいといったところに価格差分の価値を見いだせるかどうかが、Pixel 3aと3a XLを選ぶ決め手となりそうです。

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Pixelをオンラインショップで購入。(解説

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