本日発売のAQUOS R5G。本日開始の、国内初の商用5Gサービスであるドコモの5Gに対応します。
予約しておけば発売日に商品が届くはずのオンラインショップで予約していたのですが、本申込みの連絡メールが届くのが遅く、東京都23区内に当日配送するエクスプレス配送も新規契約は対象外のようなので、本日に入手するためにサクッと家電量販店で購入しました。
今回はまず外観と、その爆速っぷりを速攻チェックしていきましょう。
AQUOS R5G外観レビュー
カラーリングはBlack Rayを選択。単純に黒か?と思ってしまいそうですが、全然違います。Galaxy Note 10にもこんな光沢カラーがあったかと思いますが、それよりもさらに激しいグラデーションです。
光の加減と角度によっては赤色、黄色、緑色、青色があらわれます。今期の各社スマホは地味な色が多い傾向にあるので、派手にキメたい人はコレですね。自己主張が異常に激しい「docomo >>5G」ロゴに目が行きがちな今期ですが、コイツなら同等以上に自己主張の激しい色合いなので、友だちに見せたら真っ先に「スゲーーー!!!」という反応が返ってきそうなのでオススメ。この色の前ではロゴが些細すぎる。
底部にはマイク穴、USB Type-C、スピーカー。
そしてしっかりイヤホンジャックもあり。
AQUOS R3までのダブルノッチは個人的にはしっくり来なかったです。特に指紋認証センサーがナビゲーションバーの領域を食いすぎていて受け入れがたい。しかしAQUOS R5Gのダブルノッチはかなり控えめ。指紋認証センサーが飛び出ているのはちょっとだけです。見た目のインパクトと実用性のギリギリのライン。画面端が湾曲エッジというわけでもないので操作しやすいです。
AQUOS R5G スピードレビュー
5G Sub6対応、Wi-Fi6対応、Snapdragon 865、12GB LPDDR5メモリ、256GB UFS3.0ストレージを搭載し、速度のボトルネックを排除した爆速旗艦。いったいどこまで爆速なのか?
120Hz駆動で、超ヌルサク。病みつきになる操作感です。とりあえず真っ先にみなさん数字で知りたいでしょう、本日時点でのざっくり計測結果をご紹介します。
スピードテスト
docomo 5Gは、エリアというよりかはほとんどスポット。ドコモショップやスタジアムなどごく一部の展開に過ぎません。それでも試したかったので、試しました。
SPEEDTESTで計測したところ、下り600Mbps、800Mbps、1.1Gbpsといった記録が。かなり驚異的。上りは20Mbps~70Mbps程度。現時点の5Gでは仕方ないのですがPing 30台が多かったです。わかっていたことですが、5Gの謳う「低遅延」はまだ先というわけです。
ベンチマーク
せっかくなのでぶん回した各種ベンチマーク。本当は事実上の業界標準であるAnTuTuベンチマークだけでも十分なのですが、GoogleによってPlayストアから排除されたため、もはや業界標準ではなくなる可能性が高いので、AnTuTu、Geekbench、3D Markにて計測。Galaxy S20よりほんの少し高いぐらいですかね。
- AnTuTuベンチマークv8:56万5665点
- Geekbench シングルコア:900
- Geekbench マルチコア:3172
- 3D Mark Sling Shot Extreme Open GL ES 3.1:7126
- 3D Mark Sling Shot Extreme Vulkan:6489
参考:ゲーム起動速度
UFS3.0、LPDDR5といった最新規格とSDM865の構成が一番効くのはゲームの起動速度です。快適にサクサクプレイできます。
PUBG Mobile 起動速度対決。SDM865+LPDDR5+UFS3.0による爆速っぷりはゲームの読み込みでも遺憾なく発揮、SDM855機の半分ほどで起動(左 AQUOS R5G:平均約7秒, 右 AQUOS R3:平均約13秒) pic.twitter.com/lVIkTQOYEv
— すまほん!! (@sm_hn) February 17, 2020
発熱は?
爆速旗艦が爆熱旗艦だったら意味ないわけですが、日常利用で特に発熱は感じません。
シャープ取材によれば5G通信対応により熱源が増加したことでこれに対応すべく銅シールド・銅ブロックで対応、このおかげで5G通信をしていない時はむしろ熱が低くできるとさえいいます。
今回筆者が購入した実機では、確かに「おっ、けっこう熱いな」と感じた場面というのは、5Gエリア内でスピードテストを4回、5回と連続で実行したときです。特に熱を感じたのは側面部分でした。
また、今回3種類のベンチマークを回すにあたって、3つ目に回した3D Markの、かなりエフェクトのゴリゴリにかかった終盤シーンあたりで筐体背面のカメラ横部分をサーモメーターで計測したところ、さすがに温度は45度近くに達していました。位置的にはちょうどSDM865を覆う銅シールドの部分です。
ただこの程度の熱なら常識的な範囲。熱を発散し、パフォーマンスを維持できるかが重要です。今後も使っていって、熱についてもチェックしていきます。
総評
通信速度も5Gエリア拡大に期待を持つ高速っぷり。その5G通信を活かすに相応しい高駆動、高速読み書き、処理性能。
新しい通信規格が出てきた時は、端末も不安定になりがち。特にそういった時期には国内メーカーがとんでもない地雷を発売した過去もあって、ちょっとハラハラドキドキしています。良い点悪い点含めてじっくり堪能していきたいところです。
次回はカメラ等のレビューを上梓していきます。ちなみに早速8K動画を録画し即アップしてみましたが、歩行中には向きませんね。ジンバルを使うか、固定で使用すべきと思います。
KDDIおよびSoftBankのAQUOS R5Gの発売日は、2020年3月27日です。
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https://www.youtube.com/watch?v=BvC_un0U1hs&feature=youtu.be