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スマホ買うのは「不要不急」に非ず!? シャオミやRealmeがインド政府に「必需品」指定要請

 「不要不急の〇〇自粛」があたかも流行語のようになっている昨今のご時世ですが、インド政府はこのほど21日間の国家封鎖を決定、政府指定商品以外の「不要不急の商品」は当該期間中、ECサービスでの商品提供も停止されます。

 読者の皆様にとってスマホはおそらく「必要緊急」筆頭の商品かと拝察しますが、大手スマホメーカー、小米(Xiaomi)とRealmeはインド政府に対し、スマホを「必需品」に加え、国家封鎖期間中もECサイトで取り扱うよう提案したと、中国「IT之家」が伝えました。

 小米インド亜大陸董事総経理Manu Kumar Jainは、「今ではスマホはあらゆる人が必要とする食品と雑貨の次に重要なものとなっている」「もしすべての人がみなスマホを使用するようになれば、外出する人数を減らすことができるだろう。インドの月間販売台数は一千万台を超えており、そのうち30-40%はスマホデビューだ」と述べました。

 また、RealmeのCEO、Madhav Shethは、「スマホは一般大衆生活に必要陽不可欠のものであり、インターネットサービスの大門を開くものである。国を挙げての封鎖期間、これらのインターネットサービスの価値ははかり知れない」としました。

 なお、小米はインド市場でシェア48%を誇る、インドの「国民的スマホブランド」。政府の政策決定にも、どんどん口を出していくスタンスのようですね。

 スマホは不要不急か、必要緊急か?引きこもって生活するにしても、スマホがないと非常に困るところであり、「スマホユーザーが増えれば外出者が減る」というのは、なんとなく理にかなっている気はしますが、「スマホを持っていないインド人はECサイトでスマホを買えるのか?」という疑問が湧かないではありません。

 ただ、我が国では消費税増税に伴う軽減税率導入の際、新聞定期購読が対象とされましたが、いずれにしても新聞よりはスマホの方が必要緊急かな?とは思います。

情報元IT之家
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