9月17日、新型Apple Watchの発表日に、Sonyはウェアラブル端末「wena wrist」の新製品発表を予告しました。10月1日に発表するとのこと。
あなたが求める便利の全てがここに。
ソニーのスマートウォッチ「wena 3」、10月1日発表。 pic.twitter.com/RuHlUrxVlq— wena Japan (@wena_japan) September 17, 2020
従来のスマートウォッチが時計盤に本体とディスプレイを持つ形式であったのに対し、wena wristはバンド部分に本体と情報表示欄を有するため、好きなアナログ腕時計と自由に組み合わせることが可能。金属バンド部分のコマごとにバッテリーを配置しながらも電波感度を確保、さらに長らくXperiaの防水設計を含めた設計を担当していた開発者が加わることで防水も実現したという、技術的にはかなり高度でこだわっているプロダクトです。
ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」から生まれたwena project。ウェアラブルデバイス「wena wrist(ウェナリスト)」を2015年にリリース。その後は情報表示欄をLEDスリットから有機ELディスプレイに変更した新モデルを2018年に投入していました。
wena wristへのユーザーのニーズは、お気に入りの時計と組み合わせることでスマート化を実現できるという点に加えて、FeliCa搭載です。しかしSuicaには非対応。この点はユーザーより当初から熱望されている機能。
ティザーツイートでは「あなたが求める便利の全てがここに。」とあることから、Suicaへの対応も期待してしまうところ。10月1日の正式発表を楽しみに待ちたいところです。