スマートフォンに関する最新情報や噂を総合的に扱う海外情報サイトGSMArenaは、来年1月に発表されると噂されている次世代機「Galaxy S21」シリーズの、一部地域向けに搭載されるSoC「Exynos 2100」の詳細について伝えています。
先日、SamsungのYoutubeアカウントで「Exynos is back」と銘打ったティザー動画が公開されました。
これは、S21シリーズの発表2日前となる1月12日に「Exynos 2100」を発表する予告動画。同サイトはこのSoCについて、5nmプロセスで製造され、ArmのX1プライムコアと呼ばれる3コアのCortex-A78(最大2.81GHz駆動)、4コアのCortex-A55(最大2.91GHz)を組み合わせた「big,LITTLE」構成で、GPUには同じくArm製のMali-G78を搭載すると伝えています。
こう書くとわかりにくいですが、Galaxy関連のリーカーIce Univerce氏曰く、Exynos2100は「Geekbench 5」で言うとシングルコアスコアが1103点、マルチコアスコアが3785点とのウワサ。つまり、だいたいスナドラ888ぐらいの性能ってことですね。
— Ice universe (@UniverseIce) December 22, 2020
また、従来もGalaxyシリーズは地域によってSoCを変えており、インドやヨーロッパではこの「Exynos 2100」をSoCとして搭載し、アメリカ、中国、韓国などではQualcommの「Snapdragon 888」を搭載するとの見方を同サイトは示しています。
日本国内で投入されたExynos搭載Galaxyとしては「Galaxy S2」シリーズや「Galaxy Note II」、「Galaxy S3α」、「Galaxy Tab S 8.4 / 10.5」、「Galaxy S6」シリーズ、「Galaxy Feel」シリーズ、「Galaxy A2x」シリーズ、「Galaxy A30」があります。しかし、基本的には通信面を考慮してQualcomm Snapdragonを搭載するモデルが大半です。
特に最近の日本国内向けハイエンドスマートフォンにおいてはSnapdragonを採用しているので、おそらく日本国内に投入される「Galaxy S21」シリーズもSnapdragon 888でしょう。