厚生労働省の接触確認アプリCOCOAのAndroid版が、2020年9月から不具合が起きていることがわかりました。
9月28日に配布されたAndroid向けのCOCOAバージョン1.1.4以降、陽性者との接触を通知しないようになっている問題が発生しているとのこと。
陽性登録を行ったアプリ利用者と1メートル以内15分以上接触していれば、接触検知通知を行うのがアプリ本来の挙動ですが、これが機能していないといいます。
障害解消は、2021年2月中旬を予定。解消までは通知を受け取ることはできません。iOS版については本障害の影響はなく、接触通知を受けることが可能。
では、これをアンインストールすべきか?厚生労働省は、Android端末ユーザーは継続して本アプリを利用することで、他の端末との接触に関する情報を端末内に記録自体は可能であり、解消後には記録に基づいて、14日前までに陽性者との接触があった場合に通知を受けることができるため、継続して利用することを推奨。
また、Androidユーザーが新型コロナウイルス感染陽性者と診断された場合、陽性登録する機能自体は引き続き可能であり、iOSユーザーには恩恵があることから、協力するよう呼びかけています。