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ドコモ版/au版「Galaxy Z Flip3」ハンズオンレビュー

 サムスンは国内向けに「Galaxy Z Fold3 5G」および「Galaxy Z Flip3 5G」を正式発表、現在ドコモオンラインショップauオンラインショップ等各販路で予約受付中です。

 国内版「Galaxy Z Flip3 5G」の実機をチェックする機会があったのでハンズオンレビューします。

 歴代Galazy Flipシリーズと比較するとより高級感が増しています。フォームファクタこそ概ね踏襲しているものの、初代とは印象は打って変わって高い完成度に。

 投入カラーはブラック(Phantom Black)とクリーム(Cream)の2色。ブラックは上質なマットで落ち着いた大人の雰囲気。クリームは背面光沢ガラスで明るいポップな印象を与えつつも、安っぽさは感じさせません。

 指紋認証センサーは右側の側面上部。ヒンジ部のロゴは慣例通り「Galaxy」。

 待望のおサイフケータイ。背面下部にはFeliCaを配置。FeliCaロゴ、けっこう下の方ですね。ドコモ版はキャリアロゴあり。

左からau版(SCG12), ドコモ版(SC-54B)

 筐体は防水仕様。霧吹きで水を「これでもか」とかけても大丈夫。

 前モデルまで60Hz駆動でしたが、本機は120Hz高駆動ディスプレイを搭載。スピーカーもステレオでDolby Atmos対応、音質が向上しました。

 ドコモ版は標準ホーム画面アプリとして「docomo LIVE UX」がプリインストール。

 サブディスプレイは従来モデルから大型化。時刻表示はもちろん通知、予定、アラーム、マナーモード切替、再生中の音楽の次曲送りや停止なども画面を閉じたまま可能です。

 motorola razr 5Gに近い印象。サブディスプレイの大きさはrazr 5Gに軍配が上がりますが、筐体の質感、角度固定可能なヒンジ、処理性能などはGalaxy Z Flip 5Gが上回ります。

 カメラ機能としては引き続き、角度固定を活かして三脚いらずで机上で快適にカメラ撮影したり、サブディスプレイによりアウトカメラで高画質セルフィーしたりできるのが強み。

 Galaxy Z Fold2にあった被写体を自動で捉えて適切な画角に変更してくれる機能も新たに採用。

 女向け訴求展示として、カラーケース装着やデコレーションでコーディネートし個性を出した例。

 昨今の大型化するスマートフォンに対し、画面サイズは同等ながら収まりがよく携帯性の高い本機。往年のフィーチャーフォンを彷彿させるフォームファクタだけに、幅広い層に受けて欲しいところ。

 前モデルの「非防水」「フェリカ非対応」「低駆動」「スピーカーが駄目」といったネガを潰してきたのも好印象。

 発売日は10月上旬以降より順次。10月18日まで「Galaxy Z Fold3 / Flip3」を購入・応募すると無線イヤホン「Galaxy Buds Pro」をプレゼントするキャンペーンも行われます。

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