Xiaomiは中国国内向けにミドルハイスマホ「Xiaomi Civi」を発表、昨日9月30日に販売を開始しました。SNSなどに自撮り画像をアップする若い女性をターゲットにしており、インカメラを中心にカメラ性能を強化しています。
Xiaomi CiviはSoCにSnapdragon 778Gを搭載し、メモリは8/12GBでストレージは128/256GBを用意。ディスプレイは6.55インチのFHD+の有機ELでリフレッシュレートは120Hz。画面はエッジしており、さらに横幅は71mmと比較的スリムであるため女性が持ちやすいサイズであるとしています。
Xiaomi Civiの発表会で最も多く時間を割いて紹介されたのがインカメラで、シンプルなパンチホール式でカメラの画素数は3200万画素と比較的高精細といえるスペックに収まっていますが、moto G60やNokia C10/20など採用しているモデルがほとんど思いつかないインカメラ側のLEDを搭載。
また、違和感のない美肌補正機能を搭載していることを大きくアピール。とにかく自撮りユーザーに向けた構成。アウトカメラは6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロとこちらは特にいうことなし。
バッテリーは4500mAh、55Wの急速充電に対応し45分で満充電が可能としているものの充電器は別売り。重量は166gと比較的軽めで、本体の厚みは6.98mm、また地味ではありますが画面下部のベゼルが2.5mmとXiaomi製スマホでは最薄となったようです。そのほか、Dolby AtmosやNFC,画面下指紋認証を備えるようです。
本体色はこれまた女性にウケそうなブルーとピンク、それにXiaomi 11 Lite NE 5Gのようなデザインが施されたブラックの三色。価格は8/128GBのモデルが2600元、日本円で4万4700円から。
OS | MIUI 12.5 (Android 11) |
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SoC | Snapdragon 778G |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.55型 有機EL,FHD+(2400×1080),120Hz |
カメラ | 6400+800+200万画素 |
インカメラ | 3200万画素,LED |
電池 | 4500mAh,55W |
寸法 | 158.34 × 71.5 × 6.98mm,166g,下部ベゼル2.5mm |
その他 | NFC,Dolby Atmos, |
製品のコンセプトから、日陰に隠れたインドア派の筆者にはまったくもって無縁な機種ではあるのですが、若年世代に訴求するカメラ特化ブランドというのは1億800万画素カメラを搭載するMi CC9 ProことMi Note 10などを擁するMi CCシリーズと共通しています。
なお、こちらのMi CCシリーズは複数のリークこそ伝えられてきたものの、新製品発表は今年に入ってから一切なく、さらにプロダクトマネージャーも同じためコンセプトに多少の差異はあれどCiviは実質的にMi CCの後継ブランドとなっています。1億画素カメラや5倍望遠を低価格で実現するMi CCシリーズのような製品を期待したいですね。
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