ディスプレイサプライヤーに精通した調査会社DSCCのRoss Yang氏は、Googleが次期折り畳みスマホ「Pixel Fold」の部品発注をキャンセルし、市場に投入しないことを決定したと伝えました。情報源はサプライチェーン筋。
DSCC曰く、Google側の情報源によれば、Googleは米欧でSamsungのGalaxy Foldシリーズに比べてPixel Foldの競争力がないと判断、キャンセルしたとのこと。
米欧外、たとえばGalaxy Foldシリーズが強くない中国などでは、OPPO、 Vivo、Xiaomi、Huawei、Honorから同様のフォームファクタの競合製品が多く見られるようになると予想しているといいます。
ちなみに世界の2021年折り畳み端末市場シェアはSamsungが86%となっているとのこと。
Pixel FoldはLTPO可変120Hz駆動OLEDを搭載、Galaxy Z Fold3と同サイズであると噂されていました。
Android 12Lでは折り畳みなど大画面端末向けの進化もしており、Googleからも折り畳みスマホが登場すると期待されていましたが、キャンセルされたとすれば残念なところです。
Pixel Fold
— 📱すまほん!!📶5G (@sm_hn) November 23, 2021