Xiaomiは、中国で行われた新製品発表会において、新型スマートバンドの「Xiaomi Smart Band 7 Pro」を発表しました。これまでの同シリーズにはなかった、スマートバンドとしては大型なディスプレイが特徴です。
Xiaomi Smart Band 7 Proは、1.64型の有機ELディスプレイを搭載。これまでのXiaomi(Mi) Smart Bandシリーズでは、かなり縦に長い本体・画面となっていましたが、Xiaomi Smart Band 7 ProではHUAWEI スマートバンド 6と似たような縦横比の小さい画面を採用。スマートバンドの身に着けやすさとスマートウォッチの見やすさを両立します。
5月末に中国で発表され、日本でも投入が告知された「Xiaomi Smart Band 7」に引き続き、常時画面表示(AOD)に対応します。AODを使わない場合、画面にタップするか腕を振り上げると時刻が表示されますが、タイムラグが生じストレスの一因となっていました。AODを有効にすれば、簡素ではありますが常に時刻が表示されているため、利便性は高まるといえます。
もちろん、様々な健康管理機能も搭載。もはや一般的な心拍数と血中酸素濃度(SpO2)センサーの搭載に加え、それらを活用した睡眠の質の測定やストレスの管理に対応。加えて、Smart Band 7では対応していなかったGPSをサポートし、マラソンの軌跡を表示することなどが可能となっています。
防水は5ATM、すなわち水深50mに相当する圧力に対応。大手スマートウォッチメーカーのGarminの説明によれば、これは水しぶきや雨、雪はもちろん、シャワーやスイミング、水中への飛び込みやシュノーケリングに対応するレベルであるようです。
また、メッセージや選曲、Bluetoothを介した通話はもちろん、NFCによる決済が可能。あくまでNFC決済は海外での話で、国内では期待すべきではないでしょう。
本体価格は399元で、日本円にして8000円。本体色はシルバーとブラックの2色が用意され、別途様々な純正バンドが購入できます。