厚生労働省は、接触確認アプリCOCOAの機能停止版の配信を開始しました。アプリバージョンは3.0.0。
アップデート後、画面の案内に従い機能停止手続きが必要。アプリを削除しただけでは、スマホの電池が減り続け、通信料をわずかに消費し続けます。
なぜこうなってしまっているのか?COCOAの接触確認機能はアプリ単体では実現しておらず、AppleやGoogleといったOS提供者の協力があって実装されているため、停止手続きが必須となっています。
既にアプリを削除してしまった場合、以下の手順でOS設定画面から停止が可能。
- Android:設定→Google→COVID-19接触通知システム→接触通知システムを使用をオフ
- iPhone:設定→接触通知→接触通知をオフ
COCOAは2020年から運用を開始した新型コロナウイルスの接触確認アプリ。厚生労働省とデジタル庁が運用してきました。欧米は既に全数把握をしておらず、日本でも運用の前提であるコロナの全数把握を見直したため、停止に至りました。