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TCL、異次元の画面占有率を持つタブレットを展示

 TCLは、ラスベガスで開催されていた家電見本市「CES 2023」にて、圧倒的な画面占有率を誇るタブレット型デバイスを展示していたようです。Phone Arenaが伝えました。

 TCLはCES 2023上でタブレットを2機種、スマートフォンを複数発表していますが、このデバイスはTCLのプレスリリース上にはないもの。

 Phone Arenaによれば、このタブレットは解像度が4K+(3840×2400)で、画面サイズは14インチ、画面占有率は94%を記録するとのこと。すべての辺のベゼルの厚みが等しいように見え、カメラの類は見当たらず、それこそ本体いっぱいに広がる映像美を楽しめます。

 94%という画面占有率はタブレットとして驚異的なもので、タブレット代表格のiPad Proで85.43%、14.6インチという巨大ディスプレイを備え、画面占有率を向上するべくタブレットとしては珍しいノッチを搭載したGalaxy Tab S8 Ultraでも90%にとどまっています。

 一方、タブレットはベゼルをあまりに薄くすると誤タッチが発生する恐れがあるため、厚めのベゼルが必要である、というのも事実。電子ペーパータブレットなどは、あえて一辺のベゼルの厚みを大きくし、持ちやすくしているものもあります。

画像はONYX BOOX Leaf2。電子書籍リーダーであるBOOXシリーズの上位は同様の構造

 もちろん、このタブレットは販売予定はおろか名前すら明かされておらず、単に技術力をアピールするものに過ぎないでしょう。先述の握りやすさという問題もありますし、タブレット以外の使途に活用する可能性もありそうです。

情報元Phone Arena
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