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直販PCに「虚偽」価格。景品表示法による措置命令、富士通クライアントコンピューティングに下される

 富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、同社が運営する直販サイト「WEB MART」で行っていた価格表示について、景品表示法に違反するとし、消費者庁から措置命令を受けたことを発表しました。

 措置命令の対象商品は、すべて同社が保有するノートPCブランドの「LIFEBOOK」で、また全製品が1世代以上古い型落ちか返品再生品。

 措置命令の概要は、対象の15製品が「WEB価格」と称する定価にて販売された実績がなく、常に何らかのキャンペーンによって安く販売されていたことに起因するようです。

 要するに虚偽の価格をちらつかせて、「今なら安く買える!」と顧客に誤認させていたということ。このほかにも、「期間限定とするキャンペーンが終了後も、同等の価格で購入できる」という点も指摘されたようです。

 再発防止策として、「キャンペーン価格」や「WEB価格から〇%OFF」といった、安く見せる表示をなくすとのこと。

 ちなみに、筆者は今回の是正対象のうちの一つである、FMV ZeroことLIFEBOOK WU4/G2をウォッチしていましたが、この製品の後継機、WU4/H1が登場した際に、実質価格はそのまま、つまりキャンペーン価格とアウトレット品となった後の価格が同じになっているのにも関わらず、「アウトレット品なのでおトク!」と主張していたことに怒りを覚えた記憶があります。今後は心を改めて誠実にやってもらいたいところです。

筆者が購入を検討していたFMV Zero(WU4/H1)。超軽量で駆動時間30時間弱、プリインアプリほとんどなし、という魅力を持つ

情報元富士通
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