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ファーウェイ、ウェアラブル端末や無線LANルーターを国内市場に投入。

 華為技術日本株式会社は、2023年5月24日に開催された国内向け新製品発表会において、ウェアラブル端末を中心とした合計6つの新製品を発表しました。

 「HUAWEI WATCH Ultimate」は、ファーウェイ製品における最高級のフラッグシップスマートウォッチ。本体素材には、ジルコニウムをベースとしたリキッドメタルを、スマートウォッチとして初めて採用。ステンレスと比較して、強度は約4.5倍、硬度は約2.5倍高く、かつ質量比で17.4%軽量な素材であり、付け心地はもちろん衝撃や傷にも強い点が特徴。本体カラーは「VOYAGE BLUE」の1色であり、海をイメージした深い青色がアクセントとなっています。

 ディスプレイは、1.5型のLTPO AMOLED。保護ガラスには、硬く、傷がつきにくいサファイアガラスを採用。防水・防塵においては、16構造にわたる緻密な防水設計と、微細な防水フィルターにより、ISO 22810およびEN 13319規格に準拠し水深約100mまでの潜水にも対応しています。

 「HUAWEI WATCH Ultimate」の本体価格は、驚きの13万5080円。スマートウォッチ市場においてもかなり挑戦的な値段であり、「フラッグシップスマートウォッチ」の位置付けに対するこだわりも感じられます。

 このほか、手首に装着するだけで簡単に血圧の測定を行えるウェアラブル血圧計の「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」や、小型のスポーツ動作分析「HUAWEI S-TAG」、スマートウォッチ内に独立型ワイヤレスイヤホンを搭載した「HUAWEI WATCH Buds」、Wi-Fi 6対応・最大1201Mbpsの無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX2 NEW」といった、同社の発想力や技術力を活かした製品も日本へ投入されます。

 TWSイヤホンは、新たに「HUAWEI FreeBuds 5」を国内投入。まるでキノコのような独特な形状をしたワイヤレスイヤホンであるものの、耳の形状にフィット。コーデックは、SBC、AACに加え、LDACにも対応しており、低音が強化されたドライバーによって迫力のある音楽を楽しめると謳います。

 本体価格は、「HUAWEI WATCH Buds」が7万1280円、「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」が6万280円、「HUAWEI FreeBuds 5」が2万1800円、「HUAWEI S-TAG」は9680円、「HUAWEI WiFi AX2 NEW」は、6600円。「HUAWEI WATCH Buds」および「HUAWEI FreeBuds5」、先述の「HUAWEI WATCH Ultimate」は既に販売を開始しており、その他の製品は6月中旬より販売します。

 ファーウェイは、2019年の米国による禁輸措置の影響を受けて、GMS(Google Mobile Service)の搭載や独自Kirinチップの製造ができなくなり、スマートフォン事業の業績が急激に低下。現在、国内においてはスマートフォンを投入できていません。

 依然として厳しい状況は続いていますが、特にウェアラブル端末においては、機能性やコスパの良さから一定の評価を得ており、今後も日本国内における製品展開が予想されます。

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