OPPOのコンパクトな折り畳みスマホである「OPPO Find N3」と、そのOEM端末と化してしまったOnePlus初の折り畳みスマホ「OnePlus Open」についてのスペックがリークされました。
Weibo上で活動するリーカーの数码闲聊站氏の投稿によれば、OPPO Find N3のディスプレイは内側のメインディスプレイが7.82インチで解像度2268×2240、外側のカバーディスプレイは6.31インチで2484×1116となるとのこと。また、OPPO Find N3のメインディスプレイの画素密度(ppi)は折り畳みスマホのメインディスプレイとしては史上最高であるようです。
OPPO Find N2のメインディスプレイの画面サイズは7.1インチで、小柄や折り畳みスマホとしては縦長でないボディが特徴でしたが、Find N3ではその特徴が潰えそうです。
同氏は続けて、OPPO Find N3には限定版が用意され、16GBメモリと1TBストレージが搭載されるうえ、スマホ向けメモリとして史上最大容量タイの24GBメモリを搭載したモデルも検討中であるとしています。
このほか、リーカーのMax Jambor氏は同氏のX(Twitter)の投稿にて、OnePlus Openは「Voyage Black」と「Emerald Eclipse」の2色が登場すると伝えています。
#OnePlusOpen might be the first real globally available competitor to Samsungs newly launched #GalaxyZFold5 – the new performance beast will be available in two colors: Voyage Black and Emerald Eclipse
— Max Jambor (@MaxJmb) August 22, 2023
今年2月、数码闲聊站氏は「OnePlus Openの画面解像度は2Kを超える」と伝えていました。OPPOの現行折り畳みスマホであるOPPO Find N2のメインディスプレイは解像度1920×17920と2Kに満たないため「OnePlus初の折り畳みスマホはOnePlusオリジナル端末か」と伝えられていました。しかし、今回彼がこの情報を伝えたことで、同氏の出した情報に整合性はありつつも、OnePlus独自の折り畳み端末の導入には至らないことになります。
OnePlusとOPPOは経営の安定化を進めており、現在ではOnePlusのハイエンド以外のかなり多くの機種がOEMモデルとなっています。また、OPPOはNokiaの特許を侵害していることを受け、1年前にドイツから撤退しているほか、公式は否定しているものの欧州市場からの撤退もうわさされているなど、お世辞にも健全な状態とは言えません。そのため、期待されていたOnePlusオリジナルの折り畳みスマホが出ない、ということも仕方のないことなのかもしれません。