Meta Questシリーズ向けのワイヤレスPC接続アプリ「Virtual Desktop」に大規模アップデートが導入。アプリ「VRCFaceTracking」との統合を実施しました。
同アプリに対応したことで、Meta Quest Proのアイトラッキングやフェイストラッキング機能を「VRChat」で使用できます。
「Virtual Desktop」は、PCとQuestを接続してデスクトップ側を操作したり、PC向けのVRゲーム(VRChatなど)を遊べるアプリ。イメージ的にはサードパーティ版「Air Link(公式の無線接続機能)」です。
以前から精力的なアップデートが続いており、環境によっては「Air Link」よりも上手く動作する場合があるほど。そして今回の更新で、ついにQuest Proの独自機能に対応しちゃった感じです。
Quest Pro、約16万円という価格がネタにされがちですが、メタ社のVRデバイスでは唯一、アイトラッキングやフェイストラッキング機能を搭載します。
これらの機能を使うことで、目や顔の動きを3Dモデルなどに反映できます。文字通り、アバターが自分の「顔」になるワケですね。
なお、今回のアップデートと同時に「Virtual Desktop」はMeta Quest 3への対応も完了したそうです。
開発者のGuy Godinさん曰く、Quest 3はヘッドセットのWi-Fi性能が向上。従来モデルと比較して、ワイヤレス接続時の挙動がよりスムーズらしいですよ。