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メタ社、テンセントと提携しQuestなどを中国展開か。新型デバイス登場の可能性も?

 10月に新型VRデバイスMeta Quest 3を発売したメタ社ですが、次は中国で大きな動きに出るようです。

 海外メディアのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、メタ社と中国のテック大手テンセントと予備契約を結んだと報道。テンセントは、中国本土でメタ社のVRデバイスなどの販売を担当するとのこと。

 現時点では詳細は不明ですが、流れ的にMeta Quest 2やMeta Quest 3、Meta Quest Proを展開する計画と思われます。

 また、メタ社が現在開発中と噂の新型デバイス「Project Ventura(コードネーム)」を中国市場に導入する可能性もあり得ます。

報道によると新型デバイスは廉価版的なVRヘッドセットで、2024年にリリース予定。

 WSJなど曰く、同デバイスの価格は200ドル(約3万円)程度になるとのこと。価格が本当なら、今のQuest 2よりも安い(国内価格約5万円)ので驚きですね。

 海外メディアによると、新型デバイスは、コストカットのためフレネルレンズ(Quest 2と同じタイプ)を搭載。カラーパススルー(周囲を確認する機能)も廃止する可能性が高いそうです。また、中国の報道によると、搭載SoCも旧型になる可能性が高いのだとか。

 2023年11月現在、中国ではByteDance傘下のPico社にレイオフの報道があるなど、XR領域が「揺れて」います。ここにメタ社が(テンセントを通じて)参入すると、大きく勢力図が変わるかもしれません。続報を注視する必要がありそうです。

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